ズボラのための時短家事

ルンバは使えない?!買ってわかった我が家に必要なかった理由

ルンバ 使えない
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どうもーゆりゆりです♪

ずっと前から欲しかった、念願のルンバを手に入れました!!わーいわーい♪

…とウキウキしていたのが遠い昔のようです。

1年前、私の期待を一身に背負って我が家にやってきたルンバは、壁の隅っこでひっそりとステイホームし続けています。

そう、私はルンバを使いこなすことができず、高いお金を出してルンバを購入したのに、今ではコードレス掃除機で掃除をしているんです。

そして、ルンバを買った全ての人が、楽になるわけじゃないということを知りました。

ルンバ自体はとても良い商品だと思います。

使いこなせなかったのは、家の中の環境や、私の人間性の問題だったのかもしれません。

そこでこの記事では、ルンバが我が家に来てから使わなくなるまでの一部始終を紹介していきたいと思います。

iRobot ロボット掃除機 ルンバ985 オリジナル ブルー R985060

ルンバを使いこなせなかった私のレビュー

出産後、職場復帰をする際に

「ルンバがあった方が絶対便利だよ!仕事に行ってる間に掃除機かけておけるし!」

と、友達に激推しされたお掃除ロボット。

確かに勝手に掃除機をかけててくれるのは楽そうだし、欲しいなーとずっと思っていたんです。

とは言え値段も高いので、なかなか買えずにいたんですよね。

ルンバは機種もたくさんあるので、購入前に、機種や値段、口コミもたくさん調べました。

なんせ高い買い物ですから。
絶対に失敗したくなかったんです。

ルンバの口コミを調べているとこんな口コミを見つけました。

ルンバを買うことで床に物を置かなくなるから、部屋が散らかりにくくなる。

そういえば、ルンバを激推ししていた友達もそんなこと言ってたなぁ。

我が家は私が片付けが苦手というのもあって、けっこう散らかってたんですよね。

仕事で疲れて散らかってる部屋に帰っては「はぁ~」とため息をつくことも多かったので

意を決してルンバを購入することにしました。

私が購入したのはルンバ985。

ルンバ985は、ルンバ900シリーズの最上位である980と性能は全く一緒で、付属品が980より多くついている限定モデルです。

そして、当時の最新機種であったi7と迷ったのですが、i7と比べて985の方が稼働時間がノンストップで最長2時間と長かったので985に決めました。
(※ちなみにi7は75分)

いよいよルンバがやってきた

ルンバ 使えない

そしてルンバが届いた日。早速稼働してみました。

子供も興味津々。

ルンバ 使えない

友達ができたかのように遊んでました(笑)

「おら~ルンバ様のお通りだ~道を開けろ~(片付けろ~)」なんて言いながら、ルンバが快適に掃除ができるようにルンバのための導線づくり。

確かに床に物を置かなくなるかも!

”掃除の手伝いにやってきたルンバのために片付ける”という不思議な構図が出来上がってました(笑)

でもこれって相乗効果じゃない?!

ルンバのために片付けるようになって、さらにルンバで掃除して、これは本当に部屋が散らかりにくくなるかもしれないと、この時は思っていたんですよね。

スマホと連動できる

私が購入したルンバ985は、スマホにアプリをダウンロードすると連動できるようになっています。

Wi-Fiにつなげる必要はあるのですが、スマホと連動することで、別の部屋にいても、ソファーに座ったままでも、ルンバを稼働させることができます。

掃除が終われば勝手にホームに戻ってくれるし、充電がなくなれば自ら充電に戻って、満タンになったら再び勝手に掃除をしてくれるのです。

我が家はジョイントマットを敷いていたのですが、このくらいの段差はしっかりと上り下りしてくれます。

ルンバ 使えない

なのに玄関の段差はしっかりと感知。

ルンバは、2㎝ほどの段差は乗り越えることができるそうなので、厚手のジョイントマットやカーペットでも楽々乗り越えてくれます。

たまーに段差に後輪がひっかかたりすると

「ルンバが助けを求めています」という通知がスマホに来るんですよね。

最初のうちは、すぐに助けに飛んでいったりしていました。

また、ルンバ985は、溜まったゴミは自分で捨てるのですが、タンクがいっぱいになると「ゴミがいっぱいです」という通知もスマホにちゃんと届きます。

さらにさらに、ルンバの通ったところをスマホアプリのマップから見ることができるので、ルンバがどこを掃除したのかも一目瞭然なんです。

すごいよルンバ!

立ち入り禁止区域を作れる

ルンバ985の付属品には、赤外線でルンバの侵入を防げるという”デュアルバーチャルウォール”が3個もついてきます。

こんなやつ⇓

入ってほしくないところの前に置いておくと、ルンバが赤外線を感知してそれ以上侵入しないようになっているんです。

たとえば私がキッチンに立ってる時は、キッチンに入ってこないように、子供がリビングに隣接している部屋で遊んでる時は、その入り口に置いたりしていました。

そうしないとズカズカ入って来て私の足に体当たりしてくることがあるので。

985の頭はあまり良くない?!

ルンバ985は、本体についてるカメラとセンサーで、家具の配置など、部屋の形状を記憶していきます。

家具や物が置いてあれば、センサーでしっかり感知して自らよけてくれるんですよね。

ただ案外ぶつかることもあるんですよ。ドアとか家具に。

ぶつかる前に感知するんじゃなくて、ぶつかってから感知してない?車だったら100%事故や。

手前で止まって方向転換することもちゃんとあるのですが、ぶつかってから方向転換することもしばしば。

我が家は新築でもないし、新品の家具も置いていないのでそこまで気にすることはなかったですが、新築だったらちょっと気になるなー。

ゴミが取り切れていない

コレ、かなり重要だと思うんです。

ルンバは掃除が完了すると自分でホームに戻っておとなしくしているのですが、「え、全然掃除終わってないじゃん」というくらいほこりとかゴミが落ちてる時があるんですよ。

ルンバさんここにまだゴミが残ってますよ

と、どこぞの姑か小姑かみたいな気持ちになったりするんです。

試しに、ゴミのそばにルンバを置いてそこでスタートさせてみました。

目の前にゴミがあるのに、バックし出すからね(笑)

「いやいやココココ!前に進んで~!」みたいなこともありました。

こんなすったもんだを繰り返しながら、我が家はルンバと共存していたのですが、3ヶ月過ぎたくらいからですかね。

ルンバを使うことで時短になるどころか、むしろ時間を奪われてるんじゃないか…という気持ちが湧き上がってきたのは。

ルンバは時短どころか私の時間を奪う

ルンバが我が家にやってきて約3ヶ月。

日中私が仕事に行ってる間や、帰宅後家事をしている間に部屋を綺麗にしてくれるはずだったルンバ。

でもそれって、ルンバの導線が毎日ちゃんと繋がれている家に限ると私は思います。

ズボラで片付けが苦手でめんどくさがり屋の私には、ルンバを稼働するまでがめんどくさかったのです。

ルンバを使う前に片付ける問題

最初の頃は、ルンバが掃除しやすいように物をできるだけ置かないようにしていました。

ですが、元々片付けが嫌いな私、物を置きっぱなしにするっている根本的な部分が、少しづつ出てきてしまったんですよね。

家具以外の物が1個2個置いてある分には、ルンバが感知してよけて掃除してくれるんですよ。

ただついつい置きっぱなしにする物が増えていって、気付いたら部屋が散らかってるという、ルンバが来る前の光景が再び広がっていました。

そうなると、さすがのルンバも身動きがとれなくなってしまいます(当たり前)

ルンバは、自分から物をよける力は持っているけど、当然ながら物をどかす力は持っていない。

ルンバを使いたいなら、常に家の中をルンバが通れるようにしておかなければいけなかったのです。

しかし私は、この”常に”がなかなかできない人間だったと気付きました。

私に必要だったのは、ロボット掃除機じゃなくて、片付けまでしてくれる”ロボット”だったのかもしれない。

ルンバで楽になるかどうかは自分次第

「ルンバがあることで床に物を置かなくなって部屋が片付くようになった」

という口コミを見て私は購入を決めたわけですが、置く人は置きます。私とか。

当たり前ですが、ルンバを買えば自動的に片付けができる人間に生まれ変われるわけではありません。

子供が置きっぱなしにしていたおもちゃだったりとか、洋服が脱ぎ捨てられてたりとか、特に朝はついついバタバタして家を出ることも多い私。

日中私が仕事にいってる間にルンバを稼働させたいと思っていたのですが、「あ~今日散らかってるー」と思い、結局帰宅してから片付け&掃除機をかけることもしばしば。

そもそも毎日掃除機かけてるわけじゃないんだけどね。

そんなことから、だんだんルンバを稼働する頻度が減っていきました。

”ルンバがあることで床に物を置かなくなって部屋が片付くようになる”

というのは、それができた人にだけ訪れる未来なのだと思います。

かわいいやつだと思えなくなった来た

ルンバに何かがあると、スマホにルンバが助けを求めてきます。

最初のうちは「かわいいやつめ」と思って助けに向かってたんです。

それがね、頻繁に助けを求められるようになると、だんだんめんどくさくなってくる。

先ほどジョイントマットは軽々超えてくれると書いたのですが、薄いラグやマットは平気で巻き込んでいくんです。

我が家のリビングでは、子供が食べ物や飲み物をこぼすこともあるので、買え替えやすいようにと、安くて軽いものを使っているのですが、当然ルンバは巻き込みます。

なので、デュアルバーチャルウォール(赤外線のやつ)を置いてカーペットに侵入しないようにするのですが、

カーペットの上を掃除してほしい時は、自分でルンバを持ち上げてカーペットの上に移動させて、今度はカーペットから出ないようにしなきゃいけなかったんです。
(一度出ると再び戻ってきてまたカーペットを巻きこんでしまうのです。)

いちいちめんどくさい

その都度私は手を止めて、ルンバを助けに行くのですが、それがだんだんわずらわしくなってしまったんですよね。

コードレス掃除機の方が早い

今日もしれっと掃除が終わったよと通知をしながらホームに戻るルンバ。

やっぱりゴミが残ってる。

もう一度ルンバを稼働させるより、コードレス掃除機でちゃちゃっと吸ってしまった方が一瞬で終わるんです。

また、家具と家具の間や、ルンバが入れない場所は結局自分で掃除することになります。

そうなると、最初っからコードレス掃除機かけちゃった方が早くない?と思うようになり、次第にルンバの出番が減っていきました。

ちなみにコードレス掃除機を買うのもかなり迷ったわけですよ。

コードレス掃除機と言えばダイソンしか思い浮かばない私ですが、やっぱりダイソンは高い。

ルンバでけっこうな出費をしているので、ダイソン買うには勇気いる~と悩んでたところに出会ったのがマキタのコードレス掃除機です。

マキタは電気工具メーカーで、業務用として使われることが多いそうですが、一般家庭向けのコードレス掃除機もあるんですよ。

安くて軽くて吸引力も申し分のないマキタが、今の我が家の掃除を担ってくれています。

ルンバの980と985の違い

こうして私はルンバと共存して生きていくことができなかったわけですが、ルンバ自体はとても優秀な家電だと思います。

私はルンバ985を購入しましたが、最初にも書いた通り、980と性能は全く一緒です。

私は購入前にどっちを買うか迷ったので、985と980の違いも紹介しておきますね。

使いこなせなかった私が紹介するのもなんですが、悪いのはルンバじゃなくて私なのでね。

基本的なスペックは一緒

ルンバ985と980は、ルンバ900シリーズの中で一番性能が良いのだそうです。

ちなみにルンバ980の走行イメージの動画を見つけました。

動画の家はとても広いですが、ルンバの導線さえしっかりあれば、ノンストップで2時間丁寧に掃除してくれるようです。

絶対どっかにゴミ残してホームに戻ってるはず。
スペック
  • 最大幅35.3cm x 高さ9.2cm
  • 重量:3.9kg
  • 稼働時間:最大120分
  • 稼動面積:最大112畳

また、985(980)には”カーペットブースト”というものがついていて、カーペットやラグの上ではルンバが自動的に吸引力を引き上げます。

我が家はおかしの食べこぼしなんかがあったりするので、カーペットブースト機能があるのは良かったです。

ただ軽めのラグだと確実に巻き込むのでご注意を。

色の違いと付属品の数

ルンバ985と980の違いは、

  • パネルの色
  • 付属品の数

この2つです。

ルンバ980 ルンバ985
ブラック ブルー(に見えないけど)
付属品  

  • デュアルバーチャルウォール×2個
  • ダストカットフィルター×2個

 

  • デュアルバーチャルウォール×3個
  • ダストカットフィルター×4個

デュアルバーチャルウォールというのは、ルンバに侵入してほしくない場所に置いておくことで、赤外線を出してルンバの侵入を防いでくれます。

ちなみに単品で購入すると、Amazonで1個6,400円でした。

これが980は2つ、985は3つついてきます。

また、交換用のダストカットフィルターの数も違います。

3ヶ月に一度交換すると良いと言われるダストカットフィルター。

これも単品で買うと2個セットで2,709円です。

985は1セット分多いということになりますね。

私は3ヶ月でルンバを使わなくなったので、一度も交換してない。

価格が安い方を選べば良い

どっちを買うか迷った時は、価格で決めたら良いと思います。

980本体と、付属品単体の価格を足して、985より高いのであれば985を買った方がお得ですよね。

私は最初から、付属品が多いに越したことはないと思っていたので985にしました。

そもそも元を取るほど使ってない。

ルンバ985よりも高機能であるiシリーズやsシリーズは、余裕で10万円以上するのですが、10万円以内で購入できるルンバの中で最も高性能なのが985(980)になりますね。

まとめ

私がルンバを使えなかった理由についてまとめてみました。

次々と新しい機種が登場するルンバですが、ルンバ985は10万円以下で購入できるので、手が届きやすい価格でもあると思います。

ただ私のように、「ルンバが使いづらい」と思ってしまう人もいると思うので、購入する際はその点もしっかり考えてから決めてみてください^^

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